RuntaScience diary

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【卒論・修論】引用・参考文献の管理法ーWordの利用ー

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皆さんこんにちは!

今日は卒論・修論で多くの人が使うであろうWordの機能を使った、文献管理方法をまとめてみました。

対象

「レポートや論文でwordを使った引用・参考文献の管理をする人」

※参考文献欄をきれいに書きたい人⇒ 「文献管理と追加」へ

 

 

引用・参考文献

卒論や修論では引用や参考にする論文が少なからずあると思います。引用する際に名前だけを残しておいて、最後の文献欄に載せるのを忘れてしまったら大変です。

そういったことを避けるためにも日ごろ論文を読んだら、その都度論文の情報(少なくともタイトルやURLなど)は残しておきましょう!

 

書き方

文献(Reference)の書き方はジャーナルによってさまざまなので、基本的なところだけを記します。

名前

LastName, F. M., Lastname, F. M., and LastNAME, F.

 

おそらく使用する参考文献は英語のジャーナルが多いと思うので、上のようになっています。Lastname(姓), F(Firstnameの頭文字、名前), M(ミドルネーム(あれば))

日本語ですと単純で以下のようになります。

田中一郎, 佐藤次郎.

Tanaka, I., and Sato, J.

 

引用・参考文献に必要な情報(必須*)
  • *著者
  • *タイトル
  • *年
  • *ジャーナルや発行元
  • ページ
  • 巻(Volume)
  • 号(Issue)
  • DOI(Digital Object Identifier)
  • URL
  • アクセス年月(ホームページなどを使用した際)

 etc...

 Wordで管理

文献の挿入

本文途中で作成&挿入

本文中で引用・参考文献を入れたいときは、

「参考資料」⇒「引用文献の挿入」⇒「新しい・・・」

とします(下図)

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文献情報入力

次に文献の情報を入力します。

まずは資料文献の種類必須項目から埋めていきます。

名前は「編集」を押すと姓・名・ミドルネームを入力できますが、白枠内にコピペorベタ打ちが速いです。

そして、必要に応じて「すべての・・フィールド表示」を選択し、論文の情報を詳細に記載します。

必ず言語は選択しましょう!正しく表示されない場合があります。

 

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 「OK」を押して確認してみましょう。正しくカッコ書きでできていると思います。

 

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参考資料のページ作成 

そして参考資料ページを新しいページに作成しておきましょう。

以下の写真のようにクリックすると、先ほど編集した論文の情報が「APA」スタイルで表示されます。

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文献のスタイル変更

参考文献の表示スタイルは、Word内で10ほど用意されています。

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 文献の管理と追加

 読んだ論文の情報をメモしましょう。

今回はNatureの最新の論文を例として使用させていただきます(REF1)。

論文を見ると必ずどこかにCITE this article的なのがあります。これを押すと引用時に必要な情報が出てくるので多用しましょう。

 

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文献管理

次に、文献管理をします。

文献を追加したいときは

「資料文献の管理」⇒「作成」

で新しい文献が追加できます。

 

そして先ほどと同じように論文の情報を入れていき、「ok」で完了です。

 

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フィールドの更新

先ほどのままだと、参考文献のページが更新されていないので、フィールドの更新を行います。

フィールドの更新は参考文献の適当な箇所を右クリックすると出てきます。

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その他

注意すること
  • Artical Numberがある場合はページ番号に入力
  • ネットで検索した場合はURLとアクセス年月日を掲載する
et alはどうするの?

参考文献で著者が多く、et al表示したいときは「チェックボックス執筆者」をチェックし、著者の最後に「et al」と入力します。

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References

*1

www.nature.com

 

それでは🌏

 

最終更新日

2020/12/30

 

 

runtascience.hatenablog.com

 

 

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